YCU-CDCスタッフの藤森です。2022年6月3日(金)にパシフィコ横浜で開催された第58回日本肝臓学会総会のメディカルスタッフセッションにて、肝炎すごろくに関する口演とポスター発表を行いました。
演題は『肝炎医療コーディネーターの活動を支援するエデュテイメント資材としてのボードゲームの開発』。開発中の肝炎すごろくについて、製作の背景や、肝炎検査を中心とした独自のルール設定について紹介しました。今回発表した肝炎すごろくは「肝臓の人生ゲーム」というアイデアからスタートし、肝炎医療コーディネーターや患者会の方々のアドバイスを頂きながら、10回以上の改変を重ねています。
ポスター発表の前後では、事前に肝炎すごろくを試用していただいている関係者の方々の感想や、実際に使ってみたい!とのお声をたくさんいただけて大変嬉しかったです。また肝炎医療コーディネーターの皆様の発表からは、啓発活動や患者様への情報提供の工夫など、自分の想像以上に多様な活動をされている現状を知ることができました。
本年度は、肝炎すごろくの学習効果の検証を行なう予定です。肝炎医療コーディネーターの方々にご協力をお願いしながら、より現場で使いやすく、心に残るような肝炎すごろくの体験を模索していけたらと思います。
お誘いいただいた考藤先生、竹内先生、感想・ご意見等お声がけいただいた肝炎医療コーディネーターの皆様、本当にありがとうございました!
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